【9月30日 AFP】UCIロード世界選手権大会(2019 UCI Road World Championships)は29日、エリート男子ロードレースが行われ、マッズ・ピーダスン(Mads Pedersen、デンマーク)が三つどもえのゴールスプリントを制し、優勝を果たした。

 断続的に大雨が降り、大半の選手がリタイアしたレースで、23歳のピーダスンは残り35キロメートル地点で逃げ集団に加わると、その後も食らい付いてマッテオ・トレンティン(Matteo Trentin、イタリア)を2位、シュテファン・キュンク(Stefan Kung、スイス)を3位に抑えた。

 トレック・セガフレード(Trek Segafredo)に所属するピーダスンは、スプリント勝負に強いトレンティンを抑えて優勝するとは思われていなかった中での勝利に「信じられないような一日。けさの時点では予想していなかった」とコメントした。「ただ踏ん張れ、踏ん張れ、踏ん張れという思いで、スプリント勝負では祈るだけだった」 (c)AFP