「小さな写真に見える大きな未来」
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昨今の南北問題は、南半球の国々は成長をしているが、いまだに格差は大きい。そのため、南から北に「移民」して移り住む人が多くなる一方である。2017年末までに迫害、紛争、人権侵害によって、6,850万人がやむを得ず避難している。この写真では、人種が違うであろう4人の人物が移民と人権、人種嫌悪について訴えている。右の二人の白人はにこやかに訴えているのに対し、右の黒人、黄色人の二人は、あまり晴れやかではなく深刻そうな表情で訴えている。これは、今の各人種における考えの縮図のように見える。
この四人がともに笑える日がいつか来るのだろうか。そんな世界を実現できるのだろうか。この写真一枚にはそんな深い意味が込められているかもしれない。[東京電機大学 TAKAAKI KASAI]