「教育を通して」
このニュースをシェア

ここはシリアのとある地域である。現在、世界のほとんどの紛争地域で教育体制が整っていない。しかし、紛争地域で暮らしている子どもは生き残ることに精一杯で、必然的に教育の優先度が低くなるのは仕方がない。しかし教育を受けることなく目標を持たなくなる子どもは兵士として武装集団に加わってしまう可能性が高くなる。これは悪循環である。よって戦争をなくすことと、将来の選択肢を増やすという点で教育は必須事項であると思う。これからは教育を受けることによって、将来兵士にならず社会進出する子どもが増えてその結果戦争というものが減ることを信じている。
[東京電機大学 髙木 克真]