【9月10日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がタリバンとの交渉は「死んだ」と発言したことを受け、アフガニスタンで米軍に対する攻撃を継続すると言明した。また、米国は和平協議を打ち切ったことを後悔するだろうとも述べた。

 タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はAFPに対し、「(米軍の)アフガニスタン占領を終わらせるための道は二つある。一つはジハード(聖戦)および戦闘であり、もう一つは協議と交渉だ」「トランプ氏が交渉を打ち切りたいのなら、われわれは最初の道を取り、米国はやがて後悔するだろう」と話した。

 この数時間前、トランプ氏は記者団に対し、1年近くに及んだ和平交渉を米国は打ち切ると説明。米ホワイトハウス(White House)で、和平協議は「死んだ。私がみる限り、死んだ」と述べていた。(c)AFP