【8月24日 CNS】中国・大連市(Dalian)の大連周水子国際空港(Dalian Zhoushuizi International Airport)と、北九州空港(Kitakyushu Airport)を結ぶ直行便が17日、始まった。北九州空港にとって初めての中国との定期便となる。

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 大連市と北九州市が姉妹都市を締結して今年で40周年。両市は経済、教育、医療などの分野で緊密な交流を行ってきた。

 直行便は中国の大手航空会社「中国東方航空(China Eastern Airlines)」が週3回運航する。北京時間午前7時55分に大連周水子国際空港を出発し、北九州空港に現地時間午前10時55分に到着、復路は現地時間午前11時55分に北九州空港を出発、北京時間午後1時5分に大連空港に到着する。

 大連周水子国際空港グループの李向東(Li Xiangdong)会長によると、大連空港は現在、日本の8都市と通航しており、毎週のフライト数は91。北京と上海に次ぐ国内3位だ。大連から日本に通航する都市は年末までに10に達し、フライト数は週100便を超える見込み。日本への乗客数は100万人を超えると予想される。

 大連市の譚成旭(Tan Chengxu)市長は「直行便の開設により、大連及び中国東北部と北九州との間に新たな空の架け橋ができた」と述べた。大連空港は現在、中国国内の102都市と通航している。今回の路線開設で、北九州空港の利用者が大連空港経由で各都市へ行くことが非常に便利になるという。(c)CNS/JCM/AFPBB News