【8月19日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)はこのほど、同社初の第5世代移動通信システム(5G)スマートフォン(スマホ)「Mate20 X 5G版」を発売した。家電量販大手の蘇寧易購(Suning.com)では中国初の5Gスマホが5日に売り出されたのに続き、第1陣のファーウェイ5Gスマホの販売が開始した。上海証券報が伝えた。

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 第1弾のファーウェイ5Gスマホは16日午前10時8分から蘇寧易購の実店舗とネット通販で同時に発売された。実店舗では北京市、上海市、南京市(Nanjing)、深圳市(Shenzhen)、武漢市(Wuhan)など各地の店舗や蘇寧広場、蘇寧極物、蘇寧小店など、ネット通販では蘇寧易購サイトや蘇寧易購ミニプログラム(情報ポータルアプリ)などで一斉に販売が始まった。

 初のファーウェイ5Gスマホ「Mate20 X 5G版」の単価は6199元(1元=約15円)。蘇寧易購とファーウェイは連携して全国の多くの都市で発売イベントを開き、5G体験や関連製品の販売を行っている。蘇寧易購の5G体験店では5Gスマホのほか、5Gを応用したクラウドゲームやクラウドオフィス、仮想現実(VR)、8Kテレビなどの体験が用意されている。(c)Xinhua News/AFPBB News