英内務省付近で男性1人刺される、傷害の疑いで男1人拘束
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【8月15日 AFP】(更新、写真追加)英ロンドンの内務省庁舎前で15日、男性1人が刺される事件があった。警察が明らかにした。男性は病院に搬送された。
ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service、Scotland Yard)は、「重傷を負わせた疑いで男1人がその場で逮捕され、警察署へ連行された」と述べた。
警察によると、刃物を持った男がいるとの通報を受けたのは午後1時6分(日本時間同日午後9時6分)。「正確な状況把握のため、調べが進められている」という。
警察は当初、被害者は生死の境をさまよっていると伝えていたが、後に致命傷ではなかったと明かした。
先月公表された統計によると、刃物による事件はイングランドおよびウェールズ地方でここ12か月間で過去最多となる4万3500件超発生している。
内務省は犯罪対策を管轄しており、政府は最近、刃物による犯罪の急増に歯止めをかけるため、刃物の所持を抑制する取り組みに乗り出したばかりだった。(c)AFP