【8月13日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するトロ・ロッソ(Toro Rosso)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が12日、姉妹チームであるレッドブル(Red Bull)の正ドライバーに昇格し、マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)のチームメートとして残りのシーズンに臨むことになった。

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 英国生まれのタイ人ドライバーである23歳のアルボンは、来月1日に決勝レースが行われる第13戦ベルギーGP(Belgian Grand Prix 2019)がレッドブルでの初レースとなる。これまで同チームに所属していたピエール・ガスリー(Pierre Gasly)は、代わりにトロ・ロッソに移籍することになった。

 レッドブルはコメント文を発表し、「チームは残りの9レースを利用してアレックス(アルボン)のパフォーマンスを評価し、2020年にマックスと一緒に走るのは誰になるのか意思決定をしていく」と述べた。

 2012年にレッドブルのジュニアチームと契約したアルボンは、デビューシーズンとなった今季の第11戦ドイツGP(German Grand Prix 2019)で自身最高の6位に入り、ドライバーズ選手権では現在までに合計16ポイントを獲得している。

 一方、今季でF1フル参戦2年目を迎えている23歳のガスリーは、第10戦英国GP(British Grand Prix 2019)の4位が最高成績となっており、これまで総合争いでは合計63ポイントを記録している。(c)AFP