シリア大統領夫人、乳がん「完全になくなった」 1年間の治療の末
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【8月4日 AFP】シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領のアスマ(Asma al-Assad)夫人(44)は3日夜、国営テレビで放映されたインタビューの中で、1年間の治療の末に乳がんが「完全になくなった」と明らかにした。
シリア大統領府は昨年8月、アスマ夫人が乳がんの治療を開始したと発表。大統領府によるとアスマ夫人は今年1月、首都ダマスカスの軍病院で手術を受けた。
アスマ夫人は1975年に英国で心臓専門医の父と外交官の母の間に生まれ、アサド氏との間に息子2人、娘1人をもうけている。進歩的な権利の擁護者を自称する元投資銀行家で、名門アサド家の現代的な面を象徴する人物とみなされている。(c)AFP