【7月25日 AFP】ボクシング8階級制覇の王者マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)は24日、自身を侮辱したフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)氏にリングで再戦するよう挑発した。

 20日に行われたWBA世界ウエルター級王座統一戦でキース・サーマン(Keith Thurman、米国)に判定勝ちした40歳のパッキャオは、自身の名前を利用していると批判したメイウェザー氏にSNSで反撃した。

 パッキャオは「お前は私の試合を見に来て、その後で私の名前を使って投稿したが、私が関係を保とうと躍起になっているって? また関係したいのであれば…#MayPac2」とツイートしている。

 2017年に50戦無敗のまま40歳で引退したメイウェザー氏は、インスタグラム(Instagram)にパッキャオの「財産やキャリアのすべては俺の名前と関係したことで築かれたもの」と投稿した。「影響力を持つために俺のブランドを使うのをやめろ。クリックベイトをやめろ。その男の名前の重みを守れ」

 2015年にパッキャオに勝利した試合の写真を掲載したメイウェザー氏は、「俺たちがようやく戦ったとき、俺があまりにも簡単に勝ったからみんな発言を撤回しなければならなかったんだ!」と続けた。

 パッキャオが史上最年長でウエルター級王者になった試合を観戦したメイウェザー氏は、「結論、俺はお前よりも稼いでいるし、精神面でも肉体面でも金の面でも俺の圧勝だ!」となじった。「覚えておけ、お前は戦わなければならないから戦う。俺はやりたいときに戦うんだ!」 (c)AFP