【7月18日 AFP】ツール・ド・フランス(2019 Tour de France)は17日、第11ステージ(アルビからトゥールーズ、167キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)が集団スプリントを制し初のステージ優勝を果たした。

 総合順位では、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe、フランス)が首位をキープ。連覇を目指すゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)と、チームイネオス(Team Ineos)のチームメートであるエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)も先頭集団でフィニッシュし、総合トップ3の顔ぶれは変わらなかった。

 また、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)は、落車したものの先頭集団に追いついて首位と同タイムでレースを終えた。

 ユアンは最後のストレートに入ると抜群のタイミングでスプリントを仕掛け、フィニッシュライン直前でチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のディラン・フルーネヴェーヘン(Dylan Groenewegen、オランダ)に追いつくと、最後は抜き去りトップでフィニッシュした。

 3位にはクイックステップのエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、イタリア)が入り、スプリンターが上位を独占した。(c)AFP