【7月14日 AFP】米ニューヨークのマンハッタン(Manhattan)で13日の夕方に発生した大規模停電は、同日午後10時(日本時間14日午前11時)頃に復旧した。

 停電中のマンハッタンでは、劇場街のブロードウェー(Broadway)は暗闇に包まれ、地下鉄は止まり、タイムズスクエア(Times Square)名物の電光掲示板の明かりも消えていたが、午後10時頃に電気が戻ると、それまで暗闇に包まれていた街のあちこちから歓声が湧きあがった。

 米電力会社コン・エジソン(Con Edison)によると、約4万2000軒の契約先が停電の影響を受けた。しかし、停電の原因は明らかにしていない。

 ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)ニューヨーク市長は、停電の原因は「マンホールでの火災」だとツイッター(Twitter)に投稿していたが、後に原因は調査中だとCNNに語っている。2020年米大統領選で、民主党からの指名を目指しているデブラシオ市長は停電発生当時、選挙運動のためニューヨークにはいなかった。

 映像前半は、停電で暗闇に包まれたニューヨーク市内。後半は、電光掲示板の明かりが戻った後に写真撮影をする人々。13日撮影。(c)AFP/Thomas URBAIN