【7月15日 Xinhua News】中国の漆器工芸は、2500年前に既に高度な技術を有しており、特に湖北省(Hubei)を中心とした南方の楚国では極めて高いレベルに達していた。ロマン主義の特徴豊かな楚式漆器は、世界で「漆器工芸の最高峰」とみなされており、その技術は湖北省で途切れることなく伝承されてきた。

 中国北京市延慶区(Yanqing)で開かれている2019中国北京国際園芸博覧会(北京園芸博)の中華園芸展示エリアで4~6日、「湖北デー」が開催された。会場には楚式漆器や500年以上の歴史を持つ灸療法、生産と生活を兼ね備えた刺繍(ししゅう)作品などの湖北地域の特色を持つ八つの無形文化遺産が展示され、自然でロマンチックな湖北の風情を伝えた。(c)Xinhua News/AFPBB News