【7月10日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)の「帰国子女」パンダ「阿宝(アバオ、A Bao)」が6日、「竜鳳胎」(雄と雌の双子)を出産した。この2匹は、世界の人工飼育環境で生まれた「竜鳳胎」の中で、出生体重が最も重いパンダとなった。

 今回双子を生んだ「阿宝」は2010年11月3日に米アトランタ動物園で誕生。当時は人気映画『カンフー・パンダ』の公開後で、動物園の飼育員が性別を雄と誤認したため、映画を制作したドリームワークス(DreamWorks)の了解を得て、中国語版の主人公の名前である「阿宝」と命名された。(c)Xinhua News/AFPBB News