【7月9日 CNS】中国・深セン市(Shenzhen)福田区(Futian)にある深セン市体育センターで8日午前11時40分、取り壊し作業中だった体育館の屋根の傾斜崩落事故が発生し、作業員4人が建物の下敷きになった。

 最初に救出された2人のうち、病院に搬送された王さん(50)は懸命の治療もむなしく搬送から1時間後に死亡した。取り残されていた2人は、午後4時50分頃救出され、現在病院で治療中。

 崩落した体育館は、同センターの中心的な建物だが、建設されてかなり年月が経過しており、設備がすでに現在の基準を満たしていないため、取り壊して約3倍の規模の新しい体育館に再建する予定だった。(c)CNS/JCM/AFPBB News