【7月7日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は6日、3位決定戦が行われ、スウェーデンが2-1でイングランドを下し、2011年以来となる通算3度目の3位で大会を終えた。

 11分にコソヴァレ・アスラニ(Kosovare Asllani)のゴールで先制したスウェーデンは、22分にはソフィア・ヤコブソン(Sofia Jakobsson)が見事なシュートを沈めて加点。イングランドは31分にフラン・カービー(Fran Kirby)の得点で1点差に迫ったが、追いつくことはできなかった。

 イングランドのフィル・ネビル(Phil Neville)監督は、「気持ちの面で準決勝を引きずっていたのではないかと考えている。2失点がわれわれを奮い立たせた。それからはこれまでで一番の出来だったと思う」とコメントしている。

 2日に王者米国に1-2で敗れて主要国際大会で3大会連続の準決勝敗退となったイングランドは、2大会連続の3位を目指したが、軍配はスウェーデンに上がった。米国は7日にリヨン(Lyon)で行われる決勝でオランダと戦う。

 現役時代マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーしたネビル監督は、「正直なところ、どちらのチームも膝をつきそうなくらい疲れ果てていたように見えた。気持ちを奮い立たせるのがとても難しい試合だ。ナンセンスな試合だよ。われわれは優勝するためにここに来た。3位や4位で終えるためではない」と悔しさをにじませた。(c)AFP