【7月7日 Xinhua News】中国の甘粛省(Gansu)白水江国家級自然保護区のスタッフがこのほど、今年第1四半期に撮影された赤外線カメラの映像を整理し、野生のジャイアントパンダの貴重な映像を多数見つけた。

 赤外線カメラは、ターキンやキンシコウなどパンダと共に生きる野生動物の姿も捉えていた。保護区スタッフは、ここ数年の保護事業の順調かつ効果的な進展に伴い、保護区内の生態環境が日ごとに改善されており、パンダの数も安定的な増加傾向を示していると説明した。

 同省には現在、野生のパンダ合計132頭が生息しており、そのうち110頭が同保護区内で活動している。保護区は昨年、230余りの観察ルートでモニタリング任務を実施し、赤外線カメラを延べ700台近く設置。野生パンダの動画1477本と写真788枚を回収した。(c)Xinhua News/AFPBB News