【7月2日 AFP】米タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さんが自身の新下着ブランドを「キモノ(Kimono)」と名付け文化の盗用と批判を受けていた問題で、カーダシアンさんは1日、ブランド名を変更すると発表した。

【写真】2009年8月と2018年11月に撮影されたキム・カーダシアン

 ポップカルチャーのアイコンであるカーダシアンさんは先週、新たな下着ブランド「キモノ」を発表。その後ソーシャルメディアで物議を醸し、日本からも伝統的な装いに対する敬意を欠くとして激しい批判を受けていた。

 ツイッター(Twitter)ではハッシュタグ「#KimOhNo」がトレンド入りするなど反発が広がり、カーダシアンさんはツイッターとインスタグラム(Instagram)でブランド名の変更を発表した。カーダシアンさんのインスタグラムのフォロワーは1億4200万人に上る。

 カーダシアンさんは「矯正下着ブランドの名前を発表をした際には、最善の意図を込めて行った」と説明。「私のブランドと商品は、包括性と多様性を中核に作られている。熟慮と熟考の結果、私の『ソリューションウエア(Solutionwear)』は新たな名前で売り出すことにする」と述べた。

 これまで京都の門川大作(Daisaku Kadokawa)市長らがカーダシアンさんに同ブランド名の再考を求めていた。

 カーダシアンさんの夫は米ラップ歌手カニエ・ウエスト(Kanye West)さん。(c)AFP