スペイン、ドイツ下しU-21欧州選手権で優勝
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【7月1日 AFP】サッカーU-21欧州選手権(UEFA EURO U-21 2019)は30日、決勝が行われ、スペインが2-1でドイツに勝利し、最多記録に並ぶ5度目の優勝を果たした。
MFファビアン・ルイス(Fabian Ruiz)がゴールを挙げわずか7分で先制に成功したスペインは、69分にダニ・オルモ(Dani Olmo)が追加点をマークした。
スペインは88分、ドイツのナディエム・アミリ(Nadiem Amiri)に得点を許すも、1点のリードを守り抜き、2年前に行われた前回大会決勝で敗れたドイツにリベンジを果たした。
スペインは2013年以来の大会制覇で、イタリアが持つ5度の最多優勝記録に並んだ。
イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)に所属し、華麗なシュートでGKアレクサンダー・ニューベル(Alexander Nubel)が守るゴールを陥れたルイスは、「僕らには素晴らしいチーム精神が備わっていた。先制点は前に進むための原動力になった」とコメントした。
「ドイツは良いチームで、両者とも我慢を強いられた。相手には有能な選手がいるが、2-0とリードできたことで落ち着きや自信が生まれた。僕らは優勝するにふさわしいチームだと思う」
決勝では勇敢な戦いを見せたスペインだが、今大会の初戦では開催国のイタリアに1-3で敗れるなど、不穏なスタートを切っていた。
スペインのルイス・デ・ラ・フエンテ(Luis de la Fuente)監督は「逆説的な話だが、イタリアに敗れたことで、われわれはその後の戦いを続けていくための強さと自信を手にした。あの黒星は、チームに結束をもたらした」と話した。
「われわれにとって重要な勝利」「この世代の選手は純粋に素晴らしい。今は東京五輪が楽しみ」「最終的に選手はふさわしい評価を手にすることができたから、スペインにとって大切な勝利」
来年行われる東京五輪には決勝に進んだスペインとドイツのほか、4強入りを果たしたルーマニアとフランスが欧州代表として出場する。(c)AFP/Emmeline MOORE