【6月28日 AFP】エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は27日、同国と中国の外交関係を承認した。

 ブケレ氏は記者団に対し、「今日、わが国は中国と外交関係を有している。この関係は完全かつ確かなものだ」と述べた。

 エルサルバドルはサルバドル・サンチェスセレン(Salvador Sanchez Ceren)前政権下の昨年8月、台湾と断交し、中国との国交樹立にかじを切ったが、ブケレ氏は6月1日の大統領就任前、自身の政権はこの経緯を精査すると述べていた。

 中米諸国のうち、台湾ではなく中国を国家承認しているのは、コスタリカ、パナマ、エルサルバドルのみ。(c)AFP