【6月19日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は18日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)から獲得したFWロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)の入団発表記者会見を行った。

 18歳のロドリゴは会見の中で、自身のプレースタイルは同じサントス出身のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)やロビーニョ(Robinho)に近いと明かした。

 レアルは昨年6月に4500万ユーロ(約54億円)の移籍金でロドリゴを獲得していたが、サントスでもう1年プレーさせることで合意していた。

 レアルはすでにエデル・ミリトン(Eder Militao)やルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)、エデン・アザール(Eden Hazard)、フェルラン・メンディ(Ferland Mendy)を獲得しており、今夏の補強に投じた額はすでに3億ユーロ(約367億円)に達している。

 ロドリゴは記者会見で、「夢がかなった」「これまでも、(レアル加入は)ブラジルや世界中のすべての子どもの夢だと言ってきた」と話した。

 ロドリゴはレアルのトップチームと契約したが、経験を積むためにBチームに当たるカスティージャ(Real Madrid Castilla)でプレーすることになってもいいと述べた。

 フロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長と共に記者会見に臨んだロドリゴは、その後本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)のピッチに姿を見せ、約2000人のファンの前でボールを蹴った。

「僕はスピードを武器とするストライカーで、得点も決められるしドリブルもできる」「僕はブラジル人で、ネイマールやロビーニョのような選手。自分でも少し似ていると思っている」「ウイングでプレーするのが好き。左サイドで出場できればうれしいが、こだわりはない。プレーする準備はできている」 (c)AFP/Thomas ALLNUTT