地球温暖化の影響で近年、世界中の氷が解けているのは周知の事実だ。北極の巨大な氷塊が北欧の国々にまで流れ着くことがあるほどだ。そして、北極の氷が解けることでそこに生息している動物たちの住処が徐々に失われているのも事実である。彼らは何もしていないのに我々人間の所業のせいで被害を被っている。
この写真は彫刻であるが街の真ん中を通る川でやることで、その現実をありありと街行く人々に警鐘している。我々の中には少なからず自分たちのことしか考えずに行動する人がいるだろう。だが、地球は我々だけのものではない。地球に住む全ての動植物にとってかけがえのないものなのであると思う。
環境破壊によって被害を受けているのは我々だけではない。地球全体なのだ。

獨協大学 竹原 大樹 環境セクション