ギリシャの難民・移民キャンプに住んでいる子供達は、大人たちが貧しい生活状態に抗議するデモに参加している間、彼らを待っている。現在、各国は自国第一主義に傾き、反移民感情や排斥運動が盛んになっている。このような国際社会の中で、彼らは輝いた未来を生きることができるのだろうか。紛争・経済格差により移民・難民が作り出され、子供達は故郷を追われている。子供達が明るく、笑顔で輝ける場所を作ることが現在主権国家に求められている役割なのではないか。

津田塾大学 阿部 未瑛 移民セクション