私がこの写真を選んだ理由は2つあります。この写真に写るごみは、私たちのような豊かな暮らしを送る人々が出してしまったものということが1つ目の理由です。確かに現地で作られたごみも存在します。しかしながら原因をたどれば先進国にたどり着くでしょう。2つ目の理由はこの子どもたちには何も罪がないということです。まだ幼い子やこれから生まれてくる子ども達は、ごみに囲まれて育っていきます。これは陸だけではなく海や宇宙でさえも同じです。逃げ場は存在せず現状を解決するしかありません。ごみという負の遺産を次世代に押しつけずにこの世代で解決すべき必要性がこの写真から読み取れます。


早稲田大学 今井 一揮 環境セクション