【6月18日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)でプレーするロンゾ・ボール(Lonzo Ball)を兄に持ち、高校生トップクラスの評価を受けているラメロ・ボール(LaMelo Ball)が17日、豪ナショナル・バスケットボールリーグ(NBL)のイラワラ・ホークス(Illawarra Hawks)と契約した。

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 17歳のボールは米スポーツ専門チャンネルESPNで自身の決断を発表。NBLもウェブサイトで今回の契約を伝えた。

 2018年にリトアニアでプレーしプロ経験があるボールは、米カレッジバスケでプレーする資格がなくなっている可能性が高い。また、NBAは高校卒業から最低1年が経過していなければドラフトの資格を得られない。

 2017年ドラフトの全体2位で指名され、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で2シーズンプレーした兄のロンゾは、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)とのトレードでニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)に放出される一人だと報じられている。

 ESPNが選んだ2019年に高校を卒業する有望株トップ100選手の中で21位にランクされていたボールは、2020年のドラフトで1巡目指名が予想されている。

 ESPNに対しボールは、「オーストラリア行きは理にかなっているように思える。リーグには強力で素晴らしいコーチがいる。元NBAプレーヤーや、今後NBAで戦う選手もいる」と話した。「来年のドラフトで1位指名されることが目標。その目標を達成する助けになると感じている」 (c)AFP