【6月11日 Parismodes.tv】カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の死去後、初となる「シャネル(CHANEL)」クルーズコレクションが発表された。ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が新しい一歩を踏み出した。

 ショーはいつものようにグラン・パレ(Grand Palais)のガラス天井の下で開催。セットの駅プラットホームからショーを観覧する前に、シャネル・エクスプレスのレストラン「ル・リビエラ(Le Riviera)」での軽食に招待。

 コレクションは、モノクロに明るく柔らかい色を基調とした、フレッシュで軽く、機能的、しなやかなワードローブが、旅と自由を呼び起こす。パンツはゆったりとしていて、サイドにはスリットが。特大のリボンがシャツやビスチェドレスの前面を飾り、黒い椿の装飾が白いロングドレスの肩に施された。ツイードジャケットにはチェーンベルトが付けられ、バミューダとレギンスが夏を連想させる。シルエットはピュアで、スーツはミニスカートやタイトジャケットで再解釈した。

 大小さまざまの夏らしい色のキルティングバッグ、ブランドのボトルホルダー、マルチカラーのバレリーナシューズ、尖ったつま先とかかとのスチレット・ヒール、首まわりのスカーフなどを多数、提案。フィナーレにはヴィルジニー・ヴィアールが一人で登場し、ゲストに挨拶した。

 女優アリ・マッグロー(Ali MacGraw )、 女優アナ・ムグラリス(Anna Mouglalis)、写真家でモデルのローラ・ベイリー(Laura Bailey)がインタビューに応じた。(c)Parismodes.tv