【6月14日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都ジャイアントパンダ繁育研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)で5日午前1時22分、パンダの雌の赤ちゃんが生まれた。同基地が6日、発表した。体重は166.8グラムで、母子ともに健康。今年に入って初めての、人工飼育下で誕生した赤ちゃんパンダだ。

 2度目の出産となったパンダの績麗(Ji Li)は強い母性をみせ、赤ちゃんは順調に母親のミルクにたどりついた。

 ジャイアントパンダは、聴覚と嗅覚が非常に敏感だが、視力はあまりよくない。出生後の赤ちゃんは、本能的に大声で鳴いて母親の注意を引く。鳴き声はまた、赤ちゃんパンダの健康状態などを確認する、最も直接的な方法でもある。赤ちゃんパンダの鳴き声は、成獣のジャイアントパンダよりも大きい。(c)CNS/JCM/AFPBB News