【6月11日 AFP】米政府は10日、ティボール・ナージュ(Tibor Nagy)国務次官補(アフリカ担当)を今週スーダンに派遣すると発表した。スーダンでは暫定軍事評議会の統治に対する市民の抵抗運動が全土に広がり、デモ隊への取り締まりで死傷者が出ており、ナージュ氏はデモ弾圧の停止を呼び掛ける。

 米国務省によるとナージュ氏はスーダンの首都ハルツームを訪れ、暫定軍事評議会とデモ隊双方の指導部と会合を行う。

 出発は12日の予定。地域の主要国であるエチオピアも訪れ、同国やアフリカ連合(AU)とスーダン危機について協議する。(c)AFP