【6月11日 AFP】18-19NBAファイナル(7回戦制)は10日、カナダ・オンタリオ(Ontario)州トロントで第5戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)ではケビン・デュラント(Kevin Durant)が約1か月ぶりに復帰を果たしたものの、負傷していた右ふくらはぎの状態を悪化させ、試合を途中で退いた。

 デュラントは12分間の出場で3ポイントを3本すべて決めるなど11得点を挙げてチームをけん引。トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に1勝3敗とシリーズ戦績でリードを許す中で、2連覇中のウォリアーズは王者らしいプレーをみせた。

 しかし、第2クオーターが約2分経過したところで、ボールを運んでいたデュラントは着地の際に右足を痛めてコート上に座り込むと、欠場を余儀なくされていた負傷箇所のふくらはぎをつかんだ。

 トレーナーに助け起こされたデュラントは、アンドレ・イグダーラ(Andre Iguodala)の肩を借りてコートを去っており、ウォリアーズのために力を尽くそうとした試みは終わりを迎えたようだ。(c)AFP