【6月11日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが10日に発表され、全仏オープンテニス(French Open 2019)で通算12度目のタイトル獲得を果たしたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、2位を維持した。しかし、同大会で4強入りした首位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との差は大きく開いたままとなっている。

 9日に行われた全仏の決勝でナダルに屈したドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は4位にとどまり、2015年以来の出場となった同大会の準決勝でナダルに敗れたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は3位をキープした。

 ロシアのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)は全仏での8強入りでポイントを稼ぎ、順位を二つ上げて自己ベストの9位に到達。同じくローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で準々決勝進出を果たし、4月にはモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2019)を制しているファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)も、2ランクアップの10位に入った。

 トップ20で最も順位を上げたのはスイスのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)で、全仏でフェデラーの前に準々決勝敗退となったものの、9ランクアップの19位につけた。

 最新ATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万2715ポイント
2位:ラファエル・ナダル/7945ポイント
3位:ロジャー・フェデラー/6670ポイント
4位:ドミニク・ティエム/4685ポイント
5位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/4360ポイント
6位:ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)/4215ポイント
7位:錦織圭(Kei Nishikori)/4040ポイント
8位:ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)/3565ポイント
9位:カレン・ハチャノフ/2980ポイント
10位:ファビオ・フォニーニ/2785ポイント
19位:スタン・ワウリンカ/1715ポイント

(c)AFP