【5月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)とケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)が23日、今週末に行われる19F1第6戦のモナコGP(Monaco Grand Prix 2019)に向けた1回目のフリー走行途中で黒旗を提示された。

 両ドライバーは、最も深刻で失格の可能性がある異例の黒旗を示され、それに従って即座にピットに戻った。しかしながら、ハースは今回の事態についてそれほど心配するものではなく、通信機器に不具合が生じたチームの代わりに国際自動車連盟(FIA)が行動を起こしたものと説明した。

 ハースはコメント文で、「テレメトリー(遠隔測定機能)と無線の問題で、ドライバーと連絡が取れなくなった。ピットボードも役に立たず、マシンをピットに戻すためにFIAに間に入ってもらった」と明かした。(c)AFP