【5月24日 AFP】19日に投票が終了したインド総選挙は、23日に始まった開票作業が進む中、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相率いる与党のインド人民党(BJP)が過半数の議席を確保し圧勝する見通しとなったことから、同党が勝利を宣言した。

 選挙管理委員会が発表したこれまでの開票結果によると、BJPは下院の543議席のうち約300議席を獲得する勢い。同党が勝利した2014年の総選挙の議席数を超え、一方の野党・国民会議派は政権奪還の望みを絶たれた。

 BJPはこれまで、国内の宗教的少数派、特に約1億7000万人いるとされるイスラム教徒に対して差別的との批判を受けている。

 モディ首相はツイッター(Twitter)に、「われわれは共に成長する。われわれは共に繁栄する。われわれは共に、強く包摂的なインドを築いていくだろう。インドはさらに勝利する!」と投稿した。

 映像前半はモディ首相。後半はモディ首相の格好をまねしたりお面をつけたりして踊る支持者や爆竹を鳴らして喜ぶ支持者。首都ニューデリーと北東部アッサム(Assam)州のグワハティ(Guwahati)で23日撮影。(c)AFP