【5月21日 AFP】18-19NBAは20日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)第4戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は119-117でポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)との延長戦を制し、シリーズ戦績4勝0敗でNBAファイナル進出を決めた。

 NBAファイナル2連覇中のウォリアーズは、これで5季連続でリーグ頂上決戦に駒を進めた。これまでの最長記録はボストン・セルティックス(Boston Celtics)が1957年から1966年に成し遂げた10季連続となっており、ウォリアーズはそれに次ぐ快挙を達成した。

 今月30日に始まるNBAファイナルで、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)とトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)の勝者と対戦するウォリアーズは、2000年、01年、02年に優勝したロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)以来のスリーピート(3連覇)を目指している。

 ウォリアーズはこの日、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が37得点13リバウンド11アシストを挙げたほか、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が18得点14リバウンド11アシストを記録して2試合連続のトリプルダブルを達成。スポーツデータの分析会社エリアス・スポーツ・ビューロー(Elias Sports Bureau)によると、ポストシーズンの同じ試合でチームメートがトリプルダブルを記録するのは、これが史上初となった。

 オーバータイムの試合時間残り39.6秒では、カリーのパスからグリーンが3ポイントシュートを決めてウォリアーズが119-115とリードを拡大。この2人の連係プレーが勝負に決着をつけた。(c)AFP