【5月21日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は20日、今夏に戦力を大幅に入れ替えると予想される中、ドイツ代表MFトニ・クロース(Toni Kroos)との契約を2023年まで延長したと発表した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でドイツの優勝に貢献した29歳のクロースは2014年、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)からレアルに移籍。

 レアルでの5シーズンでは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で3連覇を果たすなど計12個のタイトルを獲得し、同チームでこれまで233試合に出場し13得点をマークした。

 19日、ホームでレアル・ベティス(Real Betis)に0-2で敗れたレアルはリーグ戦を3位でフィニッシュ。最終的には過去17年で最少の勝ち点にとどまり、優勝したFCバルセロナ(FC Barcelona)に19ポイント差をつけられた。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、来シーズンの開幕前に戦力の入れ替えを約束しており、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)やケイロール・ナバス(Keylor Navas)、ナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')、セルヒオ・レギロン(Sergio Reguilon)、イスコ(Isco Alarcon)、マルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)らは退団するとみられている。(c)AFP