【5月20日 AFP】18-19トルコ1部リーグは19日、第33節の試合が行われ、長友佑都(Yuto Nagatomo)の所属するガラタサライ(Galatasaray)は2-1でイスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)との天王山ダービーを制し、通算22回目の優勝を飾った。

 両チームは勝ち点で並び、今季最初の対戦も引き分けに終わっていたため、残り2試合となる中でタイトルがどちらに転がり込むか分からない状況だった。

 初優勝を目指すイスタンブールは、序盤にリアド・バイッチ(Riad Bajic)のゴールで先制。しかし、ガラタサライのファンがピッチにものを投げ込み、イスタンブールのマームト・テクデミル(Mahmut Tekdemir)に被害が及んだ。

 さらには両チームの控え選手が小競り合いを起こし、アーセナル(Arsenal)やマンチェスター・シティ(Manchester City)でプレーした経験を持つイスタンブールのエマヌエル・アデバヨール(Emmanuel Adebayor)らに警告が出された。

 ファティ・テリム(Fatih Terim)監督率いるガラタサライは後半に巻き返しを見せ、ハーフタイム直後にソフィアン・フェグリ(Sofiane Feghouli)が同点弾を決めると、64分にはナイジェリア出身の若手ヘンリー・オニェクル(Henry Onyekuru)が、今季14点目となる優勝決定弾を決めた。

 この勝利でガラタサライは1節を残してイスタンブールに勝ち点3差をつけたが、今季の直接対決の成績を1勝1分けとしているため、優勝が決まった。(c)AFP