【5月17日 Xinhua News】中国(瀏陽)国際花火大会がこのほど、「中国・花火の里」として知られる湖南省瀏陽(Liuyang)市で開催された。日本最大の花火製造会社の一つ、芳賀火工が瀏陽市の企業と共同で制作した「四季の花火」をテーマとする作品が準優勝に輝いた。

 同市の花火爆竹総会は昨年5月、芳賀火工との協力協定に署名し、精緻な花火制作技術や原材料および補助材料、生産管理などの分野で提携を深めることで合意した。

 今回の花火大会で、芳賀火工が打ち上げた花火は、中国と日本のチームが共同で制作した。日本の伝統的な職人技を用い、瀏陽市の花火製造会社が主に制作を担当し、日本の代表的な春の桜、夏のアジサイ、秋の紅葉、冬の雪景色を表現した。

 瀏陽市・鞭炮煙花火産業発展センターの関係者によると、同市と芳賀火工の協力は現在、全面的に展開しており、双方で手がける精緻な花火の打ち上げ計画は着実に進んでいる。(c)Xinhua News/AFPBB News