シューマッハ氏のドキュメンタリー映画公開へ、家族の全面協力で製作
発信地:カンヌ/フランス
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【5月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元王者ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏を題材にした新しいドキュメンタリー映画が、同氏の家族の全面協力で公開されることになった。複数メディアが13日に報じた。
米娯楽誌バラエティ(Variety)によれば、ドイツ・ハンブルク(Hamburg)に拠点を置く「B/14 Film」が製作し、同国出身の監督2人がメガホンを取った同作は、初公開のアーカイブ映像や、シューマッハ氏の家族とドライバーらのインタビューが含まれており、年末に公開される予定となっている。
同作品はすでにポストプロダクションの段階に入っており、14日に開幕するカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で版権が売り出されるという。
1月に50歳になり、今年は最初の世界選手権制覇から25年目の節目を迎えるシューマッハ氏は、2013年12月のスキー事故で頭部に重傷を負って以降、公の場には姿を現していないが、今回の映画で現在の健康状態に触れられることはないとみられている。
世界に衝撃を与えた事故で、シューマッハ氏は人工的な昏睡(こんすい)状態に置かれた後、意識を取り戻しているが、現在に至るまで健康状態に関する詳細は固く伏せられている。(c)AFP