【5月14日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが13日に発表され、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)で準優勝に終わったシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が王座を奪還するチャンスを逃し、大坂なおみ(Naomi Osaka)が1位の座をなんとか維持した。

 21歳の大坂はマドリード・オープンで準々決勝敗退となったが、ハレプが決勝でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)に敗れたため、首位にとどまることになった。

 史上初めて1セットも失うことなくマドリード・オープンを制した選手となったベルテンスは、今回のキャリア最大のタイトルで自己最高の4位に浮上した。

 また、前年女王のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が2位から5位に転落した一方、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は1ランクアップの3位に順位を上げた。

 準々決勝で大坂を破って4強入りしたベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)は18位から15位にジャンプアップ。復活の道を突き進んでいる。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:大坂なおみ/6356ポイント
2位:シモナ・ハレプ/6117ポイント
3位:アンゲリク・ケルバー/5285ポイント
4位:キキ・ベルテンス/5115ポイント
5位:ペトラ・クビトバ/5050ポイント
6位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/4866ポイント
7位:カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)/4786ポイント
8位:スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)/4656ポイント
9位:アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)/4425ポイント
10位:アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)/3500ポイント

(c)AFP