レナードが劇的ブザービーター、ラプターズをカンファレンス決勝へ導く
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【5月13日 AFP】18-19NBAは12日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)第7戦が行われ、カウィ・レナード(Kawhi Leonard)のブザービーターでトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)がフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)に92-90で勝利し、決勝進出を決めた。
ラプターズのホームで行われた最終第7戦は、両チームともに精彩を欠いてターンオーバーを連発し、予想外のプレーが多かった今シリーズが凝縮された試合となったが、最後にレナードが劇的なショットを決める驚きの結末が待っていた。
試合は90-90の同点でオーバータイムに突入するかにみえたが、レナードが自分でボールを運んで右サイドからロングショットを放った。ブザー音と同時に高い弧を描いたボールはリムの両サイドで2回ずつ跳ね、ネットに沈んだ。
この日チーム最多の41得点をマークしたレナードは「ラッキーなバウンドだった」「できるだけ力強くシュートを打った。少し高さをつけたことでソフトなバウンドになり、結果的に入ってくれた」と振り返った。
ラプターズは15日に始まるカンファレンス決勝でミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)と対戦する。
一方、同日に行われたウエスタンカンファレンス準決勝(7回戦制)第7戦では、CJ・マッカラム(C.J. McCollum)が37得点を記録したポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)が、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に100-96で逆転勝ちし、王者ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)との決勝へ駒を進めた。
トレイルブレイザーズを率いるテリー・ストッツ(Terry Stotts)ヘッドコーチ(HC)は、「チーム史に残るような大きな勝利かもしれない」と述べ、「その一部となれたことはうれしい。チームのプレーも素晴らしかったし、今夜の選手にはしびれた」と続けた。(c)AFP