【5月13日 AFP】アフリカ西部ブルキナファソの北部ダブロ(Dablo)で12日、武装集団がカトリック教会を襲撃し、ミサを行っていた司祭1人と信者5人が死亡した。治安筋と地元当局が明らかにした。

 ダブロ市長がAFPに語ったところによると、午前9時ごろ、ミサの最中だったカトリック教会に武装集団が突入し、礼拝者が逃げる中、発砲し始めた。実行犯らは礼拝者の一部を閉じ込めそのうちの5人と、ミサを執り行っていた司祭を殺害し、6人の死者が出たという。

 その後武装集団は教会の建物や、店舗数軒、喫茶店に放火、近くの診療所を襲って略奪し、看護師長の車を燃やした。治安筋によると武装集団は20人から30人という。

 この襲撃の2日前には、同国北部でフランスの特殊部隊が外国人の人質4人を救出したばかり。夜間急襲作戦では、兵士2人が犠牲となった。

 同国北部では2週間前にも、オートバイに乗った武装グループがプロテスタント教会を襲撃し、牧師1人と礼拝者5人が死亡している。(c)AFP