【5月12日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が11日、次週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)出場を表明した。

 今週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)で3年ぶりにクレーコート大会に参戦したフェデラーは、10日に行われた準々決勝でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)にフルセットで敗れていた。

 4年ぶりに出場する今月下旬開幕の全仏オープンテニス(French Open 2019)へ向けて調整を進めている37歳のフェデラーは、インスタグラム(Instagram)に投稿した動画の中で「やあ、みんな。いまちょうどチームと話し終えたところだ。またローマ(イタリア国際の開催地)に戻ってイタリアでプレーすることを発表できてうれしい」と話した。

 フェデラーは第3シードとして臨むイタリア国際で1回戦を免除されており、フランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)とジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)の勝者と大会初戦を戦うことになる。

 フェデラーはイタリア国際で過去に4度準優勝した経験があるが、タイトルに輝いたことはない。(c)AFP