【5月9日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)は8日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)は7-5、7-5で予選勝者のウーゴ・デリアン(Hugo Dellien、ボリビア)を下し、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)との3回戦へ駒を進めた。

 第1セットを5-1とリードした錦織は、そこからセットポイントを7度しのがれるなどデリアンに巻き返されたが、2時間を超える熱戦を制して3回戦進出を決めた。

 錦織は9日の試合でワウリンカに勝利すれば、準々決勝で第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する可能性がある。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝のワウリンカは、両セットで一つずつブレークを奪って6-3、6-4でギド・ペラ(Guido Pella、アルゼンチン)を退けた。

 錦織は2月のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2019)でフルセットの末に敗れるなど、ワウリンカには直近2連敗中。同大会でワウリンカは、2017年に膝に手術を受けた後では初めて決勝進出を果たしている。(c)AFP