【5月9日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は8日、グループステージ第5節が各地で行われ、グループFではサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)がホームで広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 2013年と2015年のアジア王者で、ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督が率いる広州恒大は、前半に喫した失点が決勝点となり3位に転落。最終節で勝利を収めれば16強入りを決めることができるが、仮に敗退が決まればカンナヴァーロ監督の去就には大きな疑問符がつくだろう。

 同組の他の試合では、大邱FC(Daegu FC、韓国)がメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)に4-0で快勝。この結果、広州恒大に2ポイント差をつけ2位に浮上し、22日に行われる最終戦では決勝トーナメント進出を懸けて直接対決に臨む。

 また、グループEでは前年王者の鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)がアウェーでジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta'zim、マレーシア)に0-1で敗れた。

 同組では、山東魯能(Shandong Luneng、中国)がマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)の終盤のゴールで慶南FC(Gyeongnam FC、韓国)に2-1と競り勝ち、16強入りを決めている。(c)AFP