【5月8日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が7日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)戦で今シーズン初出場を果たした。4打数0安打に終わったが、1打点を記録し、チームの5-2の勝利に貢献した。

 打者と投手の二刀流の大谷は昨年10月、利き腕の右肘靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受け、負傷者リスト(IL)に入っていたが、この日7か月以上ぶりに復帰を果たした。

 3番指名打者(DH)で先発した大谷は、第1打席は三振に倒れたが、3回の第2打席に内野ゴロを打って打点をマーク。この日は2三振を喫した一方で、1四球を選んだ。

 エンゼルスのビリー・エプラー(Billy Eppler)ゼネラルマネジャー(GM)は「長い道のりだったので、ようやくこの段階にたどり着けたことを、ありがたく思う」「彼が乗り越える姿を見ることができてうれしいが、驚きはない。彼は多くの目標を達成する選手。でも、彼の復帰を本当にうれしく思う」と話した。

 大谷は投手として来シーズンの復帰を目標にする一方で、今季は回復に努めながらDHとして出場することになっている。(c)AFP