マレーにクイーンズ大会のワイルドカード、出場は未定
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【5月8日 AFP】男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が7日、来月に行われるフィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2019)のワイルドカード(主催者推薦)を獲得した。マレーは同大会で通算5度のタイトルを手にしている。
股関節の手術を受けたマレーは明確な復帰時期を決めていないが、仮に状態が回復すれば、6月17日から23日にかけて英ロンドンのクイーンズクラブ(Queen's Club)で行われる同大会で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)前にプレーをするチャンスが出てきた。
主催者は「マレーにワイルドカードを取っておいている。大会の時期が近づいたら、ワイルドカードを受け取るのに十分なだけ状態が戻ったかどうか、トーナメントディレクターのスティーブン・ファロー(Stephen Farrow)に伝えることになっている」とコメントを発表した。
現在の世界ランクは217位となっているマレーは、1月に股関節置換手術を受けた後、痛みがない状態になったと明かしているが、テニスに関しては足を止めてボールを打つことしかできていない。
また、今年のウィンブルドンのワイルドカード申請期限は来月18日に設定されているが、大会主催者は前週、同選手のために締め切りを延長する可能性を示唆している。
マレーは全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)の開幕前に今年のウィンブルドンで現役を退く意向を示していたが、同時に全豪が最後の大会になる可能性も口にしていた。
フィーバーツリー選手権では、ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)やファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)、マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)らが出場予定となっている。(c)AFP