【5月7日 AFP】米大リーグ(MLB)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)の本拠地グレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)が6日、ハチの大群に襲われ、試合開始が遅れるというハプニングが発生した。

 この日サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)をホームに迎えたレッズは、本塁付近の観客席にハチの群れがブンブンと音をたてながら飛び交う思わぬ出来事に見舞われ、試合開始が18分間遅れてしまった。

 明るい日差しが照り付ける中に大群が姿を現すと、そこから逃げて隠れる観客や選手の姿があった。試合はハチたちがスタジアム上部に移動してようやくプレーボールとなった。

 米シンシナティ(Cincinnati)でハチが試合を止めたのは、これが3度目とみられる。2002年に解体されたレッズの旧本拠地リバーフロント・スタジアム(Riverfront Stadium)では、1976年と1987年にも大群に襲われて試合が中断された。

 しかしながら、今回の混乱がレッズの攻撃陣に影響を及ぼすことはなく、どうにか試合が始まるとチームは12-4でジャイアンツに圧勝した。(c)AFP