【5月1日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のイタリアGP(Italian Grand Prix)が、2024年まで引き続きモンツァ・サーキット(Autodromo Nazionale Monza)で行われる見通しとなった。F1の商業面を統括するFOA(Formula One Administration)とイタリア自動車連盟(ACI)が30日、基本合意に達した。

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 ACIは発表の中で、正式な契約を「できるだけ早く」結べるよう、アンジェロ・スティッチ・ダミアーニ(Angelo Sticchi Damiani)会長がこれから「F1との間で技術的および商業的なあらゆる事項について交渉を進める」と記した。

 モンツァは、来季以降の契約についてF1と再交渉しているサーキットの一つ。他には、英国のシルバーストーン(Silverstone Race Circuit)やスペインのカタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)、ドイツのホッケンハイムリンク(Hockenheimring)、メキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス(Autodromo Hermanos Rodriguez)が今季限りで契約満了となる。

 英国GP(British Grand Prix)が開催されているシルバーストーンは、新たに3年契約に合意したと伝えられていたが、30日に「時期尚早」と報道を否定していた。

 イタリアGPは1980年にイモーラ(Imola)で行われたが、それ以外はすべてモンツァで開催されている。(c)AFP