【4月25日 AFP】フランス東部ブザンソン(Besancon)で2016年、日本人留学生の黒崎愛海(Narumi Kurosaki)さんが行方不明になった事件で、地元検察当局は25日、殺人罪で裁判が行われるとの見通しを示した。

 主犯とされる元交際相手のニコラス・セペダ・コントレラス(Nicolas Zepeda Contreras)容疑者は現在、チリの自宅に居るが、ブザンソン検察は、フランス側が身柄引き渡しの要請を年内に行うとしている。

 捜査当局は、セペダ容疑者が嫉妬による怒りに駆られて黒崎さんを殺害したとみているが、大掛かりな捜査にもかかわらず、遺体は発見されていない。(c)AFP