【4月25日 AFP】18-19スペイン1部リーグは24日、第34節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はホームでバレンシア(Valencia CF)に3-2で勝利し、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリーグ優勝を少なくとも数日は伸ばした。

 アトレティコがこの日、仮に本拠地ワンダ・メトロポリターノ(Wanda Metropolitano)で敗れていれば、バルセロナの通算26度目となる優勝が決まることになっていた。

 しかし、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)やアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の得点でアトレティコが勝利したため、バルセロナは27日に予定されているレバンテ(Levante)とのホームゲームで白星を挙げれば、ここ5年で4度目の優勝が決定することになった。

 また、同日の先に行われる試合でアトレティコが下位に沈むレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に敗れた場合は、キックオフを待たずしてバルセロナの優勝が決まる。

 それでも、4試合を残して2位アトレティコとの勝ち点差は9のままとなったため、これでバルセロナの優勝は間違いなく時間の問題となった。

 25日には、首位に16ポイント離されているレアル・マドリード(Real Madrid)が、ヘタフェ(Getafe CF)とのアウェーゲームに臨む。

 仮にこの一戦で4位のヘタフェが勝利すれば、バレンシアとの勝ち点差は5にまで広がり、バレンシアとしては4位に入り欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の出場権を獲得する可能性は遠のく。(c)AFP