【4月21日 AFP】イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選ぶ年間最優秀選手の最終候補6人が20日に発表され、ビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)やラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)を筆頭に、リバプール(Liverpool FC)とマンチェスター・シティ(Manchester City)の選手がその大多数を占めた。

 その他にはリバプールのサディオ・マネ(Sadio Mane)、シティのセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)、そして2チーム以外では唯一チェルシー(Chelsea)のエデン・アザール(Eden Hazard)が候補に選出されている。受賞者は今月28日に英ロンドンで行われる授賞式で発表される。

 ブックメーカーで一番人気のファン・ダイクは、2018年1月にサウサンプトン(Southampton FC)から加入して以来、ゴール前に常にそそり立つ壁として、今季リーグ最少失点を誇るリバプールの堅守を支え、さらに3ゴールを記録している。ファン・ダイクを中心としたリバプール守備陣は、今季リーグ戦で18回の無失点を達成し、合計失点数はわずかに20となっている。

 前線では、昨季の最優秀選手に選出されたモハメド・サラー(Mohamed Salah)ではなくマネが最終候補に選ばれた。こちらもチームが29年ぶりのリーグ優勝を目指す中で、18ゴールと輝きを放っている。

 ファン・ダイクに次ぐ二番人気のスターリングは、17ゴール9アシストとシティの前線の核となっている。

 スターリングとシウバはどちらも24歳で、若手最優秀選手の候補にも挙がっている。こちらはリバプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)、ウェストハム(West Ham)のデクラン・ライス(Declan Rice)、ボーンマス(AFC Bournemouth)のデビッド・ブルックス(David Brooks)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)がその他の候補に選出されている。(c)AFP